日経新聞には税金のニュースがほぼ毎日載っています。
この税金のニュース、実は2つの視点で分類して考えることができます。
2つの視点とは「マクロの視点」と「ミクロの視点」です。
「マクロの視点」とは日本全体を考えて、時間軸も未来まで視野に入れた見方です。
例えば、日本の国債の残高が800兆円とも言われていますが、この国債を返していくためには税金を上げなければ難しいでしょう。
また年々増加する社会保障費(健康保険や介護保険など)を賄うためにも税金が必要です。
こういった大きな視点、日本全体や将来までを視野に入れた考え方がマクロの視点、「財政学アプローチ」と言われます。
これに対して「ミクロの視点」とは「法人税法第○○条の改正について」と言う感じの具体的な視点です。
こちらも直接的に企業活動や国民生活に影響を及ぼすことなので重要な視点です。
我々税理士事務所はこのミクロの視点、「税法からのアプローチ」ができなければ仕事になりません。
このように、同じ税金に関するニュースであっても「マクロの視点」か「ミクロの視点」かに分類することができるのです。
私は顧問先の社長の皆様には是非「マクロの視点」を重視していただきたいと思っています。
一つ一つの税法解釈も重要ですが、これらは軽く知っていればあとは税理士事務所が処理します。
しかし、日本全体を考えたマクロな視点は選挙のときにも、増税議論のときにも重要になります。
現在の危機的な日本の財政事情を把握し、その対応のためにはどのような税制が必要なのかという意見をしっかり持っていただきたいと思います。
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