【11月1日号】 「世界の税金から~中国編~」
早いもので11月になりましたですね。
今年も残すところ2ヶ月。
今日は日経新聞にはたいした税金の記事がなかったので、
NIKKEI NETの中国特集から中国の税金のことをご紹介しますね。
中国の経済が爆発的に成長を続けていることはもちろん周知の事実かと思いますが、
中国はどのように税金が課されているかご存知でしょうか?
中国では、日本の消費税に当たるものとして、「増値税」と「営業税」と呼ばれる2種類の税金があります。
簡単に説明いたしますと、「増値税」が主に物を買うときにかかるのに対して、
「営業税」は主にサービスなどを利用したときにかかるものです。
税率は増値税の場合、光熱費・新聞・肥料・穀物などが13%、その他が17%となってます。
日本の消費税が5%であるのに比べると高いなぁという感じです。
でも実は海外旅行者に対しては「税込表示」をしているため、
あまり気にならないというテクニックを使われているんですよ。
まぁこのテクニックは日本も消費税が高くなれば、
日本でも普通に使われることになるでしょう。
日本になくて中国にある税金といえば、いわゆる「ぜいたく税」。
例えば中国では化粧品には「ぜいたく税」がかかります。
化粧品だと30%の税金が課されますので、
増値税の17%と合わせると約50%の消費税がかかるということになるのですね。
中国ではお化粧はまだ「ぜいたく」になるようです。
でもすぐに「ぜいたく」の基準が変わっていくような気もしますが。
参考記事:NIKKEI NET 中国特集