「昔はちゃんとするって言ってたのに・・」
夫婦の痴話げんかのひとコマではありません。
日本の財政の話です。
重症の日本財政を立て直すべく小泉首相時代に
「2011年には国債発行なしで国の運営ができるように頑張ろう」という
「プライマリーバランスの黒字化」を目指すことを決めました。
しかしこの「100年に一度の金融危機」と言われる今日、
歳出を増やす圧力があっちこっちで上がっています。
財政制度審議会という「プライマリーバランスの黒字化」を一番進めている集団までもが
「特例」を認める発言をしています。
事実上2011年のプライマリーバランス黒字化はもうないですね・・。
そんな中、2010年代の半ばくらいまでの税制改革の予定表となる
「中期プログラム」の議論がさかんになっています。
その内容はこんな感じです。
法人税は「課税対象を拡大して税率を下げる」
消費税は「社会保障費の穴埋めとして引き上げる。時期は景気回復を前提に3年後くらい」
所得税は「いろいろな所得控除見直しと税率区分の見直し」
だそうです。
法人税は要注意です。
単純な減税ではありません。
「課税対象を拡大して」です。
どういうことかというと、
税金をかける「利益」の概念を広げるということです。
例えば、今交際費は90パーセントが経費になります。(中小企業の場合)
もしこれを50パーセントだけにすれば、そのぶん「課税ベース」は拡大するのです。
単純に減税するような余裕はないですからね。
さてこの「長期プログラム」
基本は増税ですが、時期が明記されず緩やかな感じがします。
これも「昔はするって言ってたのに・・」にならなければ良いですが。