日本の法人税は他の国に比べて高いと良く言われます。
法人税率はご存知の通り実効税率で約40%です。
アメリカは日本と同じく40%くらいですが、ドイツで38%、フランスで33%、イギリスで30%、韓国で27.5%。
このように見ると確かに日本は高いように見えます。
しかし!実はひっかけがあるんです!
法人税は簡単に言うと、「利益×税率」です。
ということは、「利益」を出す過程で計算方法が違えばどうなるのでしょうか。
例えば、日本では交際費は中小企業ならば90%が経費になります。
ところがイギリスでは交際費は1円も経費に認められません。
アメリカは50%しか経費に認められません。
このように「利益」を出す過程が各国で違うため、税率だけが高いからと言って一概に「法人税が高い」とは言えないのです。
このような考え方を「課税ベースが違う」といいます。
今後ヨーロッパの圧力もあり、日本の法人税率は下がる可能性があります。
しかし、財政的な余裕がまったくない今の日本では素直に税率だけ下げるということはありえないでしょう。
「課税ベース」を広げて薄く広く課税する、そういった税制に変わっていく可能性が強いにではないかと思っています。
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