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【11月25日】 「相続税について思うこと」

今日は日曜日で日経新聞に税金の記事がなかったので、
相続税について個人的に思うことを書きたいと思います。

相続税というとどんなイメージが浮かびますか?
ドラマの中でお金持ちがドロドロに遺産相続で争う、
そんな一部の上流階級だけが関係する税金、ってな感じでしょうか。

そうですね、
今日本で相続税を納めることになる人は4%程度ですので、
一部のリッチな人だけが問題となる税金といってよいかと思います。

その相続税が今変わろうとしています。
「もっと多くの人が納めるようにしてしまえ」という増税方向にです。

この増税論議はまだ始まったばかりですので、
これから長い目で見ていくことになるかと思うのですが、
今日は別の視点から相続税を考えて見ます。

「相続税って必要なん?」という視点です。

相続税は死んだときに多くの遺産があればその遺族が払う税金。

でも、故人は働いているときに既に所得税を払っているんです。
その課税後にまた課税するのは二重課税じゃないんですかね?

また、同じ稼ぎの人でもしっかり貯金をした人には相続税がかかるのに、
遊びまわって貯金がない人には相続税がかからない。
真面目に生きた人が馬鹿をみる税金なんでしょうか。

こういった相続税は必要なのか、という議論は非常に多くの議論が存在しています。

相続税が必要という人は
「相続税が無ければ、お金持ちの子孫は生まれたときからお金持ちになり不公平だ」
「格差社会を増長させる」
「そもそも、遺族はなんの苦労もなく遺産を手にしたのだから税金納めてもいいじゃないか」
等々の反対意見をお持ちです

どちらが正しいのかはわかりません。
税金の本質は「一方を立てれば他方が立たず」というものですから。

ただ、世界的に見てアメリカでは相続税が廃止され、ヨーロッパでもない国はあります。
グローバルな視点で税金を考えないと、日本の資産が流出しそうです。

また、戦後の日本は階級間の流動性が非常に大きかった国でもあります。
つまり、金持ちの子供がずっと金持ちでいられる可能性が低く、
いま日本で相続税を納めているのは一代で富を築いた人が多いんです。

長々と書きましたが、私の結論。
わたしは相続税はその役目を終え、時代遅れの税金になりつつあるのではないか、と思います。

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2007年11月25日 16:01に投稿されたエントリーのページです。

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